色に興味を持った人が受けてみたいと思うだろう色彩検定。
前回色彩検定について記事をあげました。興味を持っていただける方がいたらうれしい限りです。
検定試験やってみたい。でもどのくらい勉強すればいいの?勉強法は?
今回はこんな疑問に対して、パパが実際やった勉強法をもとにお答えしていきます。
検定試験に申し込もう
色彩検定をうけたい。そう思うだけでは何も始まりません。申し込みをしましょう。だいたい試験の3か月ぐらい前から申し込みが開始されます。
申し込みについて、詳しくはこちらを参照ください。(色彩検定HPより)
受験票が届くのは試験日10日前ぐらい。申し込みをした日から検定試験の勉強を始めてると、ほんとに忘れたときに受験票が来る、ぐらい期間があきますね。
色彩検定の受験資格については、どの級も制限がありません。いきなり1級を受験することも可能です。受験料ももったいないし、1級だけうけてやろうって人がもしいれば、チャレンジしてみればいいと思います。
でも、2級の勉強をしてみてわかったのですが、全く知識がない素人がいきなり上の級に受験するのは大変です。下の級の範囲の内容がわからないと、ほんとにちんぷんかんぷんになります。
また、色彩検定の試験は年に2回しかありません。夏に落ちちゃうと次は冬まで試験が受けられないのです。
勉強することに慣れてない、受かるかどうか不安。そんな人には3級受験からオススメします。
検定試験の勉強に慣れてる人は2級を受験し、落ちるのが心配な方は3級を併願するといいでしょう。パパは2級と3級を併願で受験しました。
あとは、お金と意欲の問題ですね。下の級からひとつずつうけていくより、併願のほうが安いのは当たり前。ただ、試験時間が長くなるので、検定試験当日は結構疲れます。
色彩検定の勉強 3級編
さて、申し込みが終わった方。いよいよ勉強開始ですね。まずは、3級の勉強をします。
3級の勉強で使用したテキスト
いろいろなテキストがあるみたいですが、パパは公式テキストを購入しました。
公式テキストでなくても問題ないみたいですが、公式テキストの場合、テキストに使われてる図がそのまま問題に出てくるので、その図を見て勉強するために公式テキストで勉強しました。
問題集はこれを使いました。この問題集は2級と3級の範囲をうまくまとめている、確認問題としてすごく使いやすい本です。
3級の勉強方法
2級から読んでわからないところは3級に戻って読む、っていう方法でやってる方も結構いるみたいですね。なんの知識もなく始めたパパは2級の内容がほんとに意味わからなかったので、まずは3級を読み込むことにしました。
まずは、公式テキストを読み込む。そして、1セクションが終わったら、問題集を見て、該当する箇所の問題を解く。自分が読んだところまで解き終わったらまた公式テキストに戻って1セクション読み込む。これを繰り返しました。
この方法で公式テキスト、問題集が一通り終わったら、次はテキストを読まないで1から3級の範囲の問題を問題集でやります。わからないところが出てきたら公式のテキストに戻って読み込みます。
これで問題集を最後までやったら、さーって流すように公式テキストを読んで終了です。
1日1時間、だいたい1か月ぐらいでここまで終えられます。もっと時間が取れる人はもっと短期間で終わることも可能です。3級の範囲は、全く素人が色彩に興味を持っていこうっていう内容が多いので、思ったよりあっさり勉強が終わるはずです。
色彩検定の勉強法 2級編
3級の勉強が終わり、もう満点取れるぜ。自信満々な方、2級の勉強を開始しましょう。
2級の勉強で使用したテキスト
テキストはもう公式テキスト1択です。
あとから過去問もやっていきますが、ほんとに図に関してはまんま出てくることがあります。公式テキストで勉強しない方も、どっかのタイミングでサラサラって読んでみることをオススメします。
問題集は3級のときに使ったものが2級も対応しているので、それを使っていきます。
2級の勉強方法
2級の勉強法も進め方は3級と同じなんですが、2級のほうがより専門的になってくることもあり、読んでて混乱することが結構ありました。(ちなみにパパはPCCSとマンセルの違いを理解するのに結構かかりました。)
2級の勉強をする際のオススメは、一緒に3級の復習をしていくことです。2級の表現、内容がわからなかったら、3級の内容を読む。という感じに進めていくといいでしょう。
また、3級はすべてマークシートなのですが、2級は一部に筆記の問題が出てきます。公式テキストの太字で書かれているものをその単語だけ紙に書いていきながら、読んでいくといいと思います。
3級の復習をしながら2級を進めていくので、同じく1日1時間の勉強でだいたい1か月半前後かかりました。むろん、もっと時間をとれる人はもっと短縮できます。
過去問って必要?
よく過去問をもとに試験勉強をしている人がいますね。その勉強方法も正しいと思います。実際の試験方法に慣れるために、過去問を何年もさかのぼっていっぱい解いていくっていうやり方。似たような問題があるので、過去問を解いてから公式テキストを見る。効率はいいですね。
でも、パパは過去問はほとんどやりませんでした。
これを一冊さーって解いただけ。なぜかって?
それだけ今まで使ってた問題集が優秀だったからです。
問題の形式は若干違うので、1年はやったほうがいいと思いますが、ほぼほぼ問題集さえ完璧にできてれば問題なかったので、本当にこの問題集を完璧にこなすことを目標にしてください。
ほんとにこの子はすごく優秀なんですよ!
過去問をやり始めたのは7~10日前ぐらい。受験票が届いたあたりからやり始めました。そしてわからなかったところがあったら公式テキストを見直す。という感じですね。ほんとに慣れるためだけに使いました。1~2回しか解いてません。
最後の2~3日は公式テキストの図だけ見ておきましょう。それぞれの図で言いたいことがわかればそれだけでOKです。
慣用色は捨て問?
慣用色の問題は点数が低いから捨て問にすべきっていう声もちらほらあります。
でも、パパは声を大にして言います。
そんなことはないって!!!
正直慣用色の問題があって助かりました。やりこみ度が違うので3級は余裕でしたが、2級は慣用色の問題をミスってたら合格が危うかったかもしれません。
慣用色の問題は、出されてる色の名前を答えていくものです。
だいたい配点は200点中10~12点ぐらい。この比率を見ると捨て問にするのもわかります。
慣用色は勉強すべき!
でもパパは慣用色の勉強はすべきだと思います。
理由は2点。
1.いい気分転換になる
正直検定試験の勉強はテキストをひたすら覚えていくことです。煮詰まります。もうテキスト読むのやだーってなります。
そんな時は後ろにある慣用色の勉強をしましょう。読んで覚える→見て覚えるに変わるので、少し感覚が変わるんです。
検定試験の勉強!読み込まなきゃ!うーん!!!→なんかクイズ解いてるみたい。
っていうように感じ、かなり気持ちが楽になります。
こんなカードを使って勉強したり、慣用色はアプリもあるので、それを利用してやるのもいいです。
2.検定試験本番のリラックスに使える
検定試験の日までに慣用色を覚えておけば緊張ほぐしに使えます。
試験開始!さぁ解き始めよう!ってなったときにどこから始めます?一番最初めくってそのページから?
違いますね。パパは慣用色からやることをオススメします。
ここだけ問題の形式がちょっと違うんです。ほんと5~6問のクイズなんです。
何色だっけ?うーんって考えて、さーって解ければもう10点獲得。
点数より本番の問題が解ける感覚ができるので、それが大きいです。
通勤、通学時間のほんのちょっとクイズを解く時間を入れるだけで、本番リラックスできるんです。これはほんと効果絶大ですよ。
まとめ
今回は色彩検定2級、3級の勉強法についてでした。パパの勉強法を参考にしてもらえれば、うれしいです。どんな試験でもしっかり準備すればいい結果が必ずでます。頑張ってやっていきましょう!
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